10月 012010
朝、大工さんののこぎり音で目覚め、階下に降りた。
大工さんは朝、雨のなか茅ヶ崎でサーフィンをやってからうちに来たんだって。
私は大工仕事が趣味なので、大工さんの持ってる工具をたくさん見せてもらって、うきうきした。
雨ふってるけどウキウキだ。
大工さんは今年の夏ロスで、とある人のキッチンを修理したそうで、その家の近所には、クリント・イーストウッドの家とウォルト・ディズニーの家があったんだって。
クリント・イーストウッドの家の庭にはバーがあって、そこは誰でも呑みにいけるようになってるんだって。
大工さんが持ってた、水平を測るレーザー光線のでるヤツ、小さいロボットみたいだった。
今日は、一日家にいた。雨が降ってて外に行かなくていいって幸せだ。
床に貼る檜の匂いが家中にしてた。
水平を測るチビロボットのスウィッチをONにすると部屋全体に赤い横線と縦線がところかまわず、はい回り、うちのリヴィングが泥棒よけの赤外線に守られた美術館みたくなった。
ソダーバーグのオーシャンズ12、Vincent Casseが、泥棒よけの赤外線をよけながら踊ってた。
大工さんは踊らない。私も踊らない。