9月 212010
インドア野宿何日目? もう一週間過ぎたか? お風呂はなくなった。
通りを挟んだ新築の家に一人暮らしのおばちゃまの家でお風呂を毎日借りている。もちろん他人。ただのご近所。なので、って何が「なので」かわかんないけど、一日一回、風呂を昼起きて借りる。夜は駅前に先月できたSPA&GYMに早速お試し入会して、そこで。
シャワーとジャグジーと寝湯とか準天然温泉とかあっていい。いいよ。ラッキーだよと言い聞かせている。いや、でもラッキーでしょ。家に風呂がなくなるちょうどその時、新しくお風呂の充実したジムが近所にできるなんて。
私は元来、他人といや家族でも基本、誰かと一緒にお風呂に入るの嫌い。例外は恋人(いたらね、いる時はね)
裸見られるのも見るのもいやだしって思っていたんですわ。でも、これが、駅前のSPAに通って2日目、不思議な感覚を覚えたのだった。
「私、女だ」って思ったんですわ。
たくさんの女の裸に溢れた広い、風呂ばっかりの空間にいて、お湯に浸かって、裸女みてたら、まあ、自分の身体も同じ種類だなあと思ったわけですな。
で、なんか癒された。「女でいいな」とか「女たくさんいるな」って思って。
で、お年を召した方とかヤングな方とか皮膚とか筋肉の付き方とか、まあ形とか色々見てたら、色んな体があっていいなと思えて、自分のこと少し許せた。
いつか誰かに「女であることから逃げるなよ」って言われたことがあったけど、その時はよくわからなかったけど、きっと今の今まで逃げてたんでしょうね、と、泡が背中に勢いよく吹き付ける寝湯の中で思いました。
いいぞ!女!イケイケゴーゴー!ハダカでゴー!ですわよ☆